1TB SSDが1万円で買えるならTimeMachineバックアップ先はもうSSDで良い

Hiroki Kaneko
3 min readDec 1, 2019

--

Photo by Alex Cheung on Unsplash

何となく、私の中でバックアップメディアの予算は1万円、と決まっていて、HDDの時も、その時々に1万円だった容量のものを買っていた。確かにTimeCapsuleにHDDを繋ぐと無線でバックアップができて大変便利なのだけど、最初にフルバックアップする時にまる2日掛かったりして、書き込み速度の遅さは如何ともし難い。

もし、あなたが据え置き型のiMacをお使いなら、TimeMachineバックアップ先はもうSSDにしよう。HDDと違い、ディスクが回転する音もしないし、小さいし、消費電力も低いし、読み書きが速いし、文句のつけようがない。これが実現した理由が、この3年の間のSSDの値下がりだ。

1TBで1万円!すごい時代だ。「勝者と敗者を分けたグローバル化反対」などと言っている皆さん、消費に関しては全員勝者です。昔、10MBのフラッシュドライブを5万円で買ったから。1TB=1,000,000MBのSSDが1万円ということは、1995年の「10MBのPCMCIAフラッシュカードが5万円」であった場合、50万倍のコストパフォーマンスですね。物価が1/500,000になった商品なんて、他にあるか?これは1995–2019年の間の物価の上昇率を調整して余りある。

しかし、もしあなたがMacBookをお使いで、ケーブルに煩わされる事無く無線でバックアップしたい場合は、この手段は使えないしTimeCapsuleは販売終了になるしで、無線バックアップがしたいなら、USBポート付きの無線LANルーター、もしくはEthernetポートの付いたNASを買わなければならない。

買うならSynology DiskStation DS218jあたりですかね?更にこれにHDDを2台買ったら値段は5万円弱になり、結構高いことになってしまうけど…。こういう製品の選択やら設定やらに煩わされたくないからApple製品で揃えた筈だったのですが、Appleは既にスマートフォン屋のようで。

--

--

Hiroki Kaneko
Hiroki Kaneko

Written by Hiroki Kaneko

自営業のソフトウェア技術者。Airbnb TOP5%ホスト。サイクリングと旅行が趣味。

No responses yet