AliExpressから注文するとこのように届く
例えばあなたがAliExpressで何か小物、例えばスマートフォン用ケースを買ったとして、配送業者を選ぶことが出来る。例えば以下の業者を選択できる。これは一概にどれが良いとは言えないが、掛かる日数と送料を鑑みて選ぶしか無い。最速のDHLでも8–16日掛かるということで、まあ2週間以上気長に待つつもりなら、China Post Registered Air Mailでいいんじゃないですか?
AliExp.における配送業者の違いについては、この記事によくまとまっているので参考にしてください。
注文後は、配送状況をトラッキングできるものもある。
そして届くと、このようなパッケージで郵便ポストに突っ込まれていた。
スマートフォン用液晶パネルが無事に届きました。この商品は注文から1週間ほどで届いたけど、別の業者から頼んだバッテリーの方はトラッキングできず、もう2週間音沙汰なし。
通販手順は非常にかんたん。中国本土の業者に送金するとなると、PayPalが使えなかったりなかなかお得な送金方法が無かったのだけど、Alibabaの中国国外向け通販サイトであるAliExpressは香港に事業所を置き、香港⇔中国本土の様々な法的メリットを活かしてクレジットカード決済ができるのがとても便利だと感じた。
前世紀末にeBayのような個人オークションサイトが流行した時、ロシア在住の個人からカメラを買おうとして、先方が指定する支払い方法が「ウェスタンユニオンから振り込め」であり、その銀行は世界中に支店があるが(当時)日本にだけ無い、というので難儀したエピソードが書かれた本を思い出した。それに比べたら隔世の感がある。
以前、香港人がこのように話していたのを聞いた:香港から深センは目と鼻の先だけど、全然違うんだよ。GoogleもFacebookも使えない、別の国のようなものだ。日本はいいよな。東京の地価が高かったら、埼玉でも千葉でも郊外に行けばいいんだから。でも香港は違う。土地が高いからといって、中国本土に住むわけにはいかないんだ。あ、香港人はブルース・リーは尊敬しているけど(政治的に中国寄りな)ジャッキー・チェンは嫌ってるから。