テック系アドベントカレンダーって過疎ってない?
あれ?こんなもんか?
私、たぶんそういう脳ミソを持って生まれてきてしまったのだと思うのですが、子供の頃から「他人と合わせることが行動規範になっている奴」のことがゲロが出るくらい嫌で、人が右と言えば左、白といえば黒と言って生きてきました。それが良いのか悪いのかは知らないけど、社会的な催眠術のような誘導には引っかからないと自負しております。
なので、毎年12月になると、さも義務のようにイキった若造がQiitaアドベントカレンダーなどに自分の記事の日を予約し、「何か書く」とだけ書き残し、結果、書かない、といった悲劇が散見されますけど、1円にもならないものをなぜあんなにも書きたがるのか私には理解できません。この記事も無料ですが、私の知らない並行宇宙ではQiita記事が職務経歴書代わりになって、転職の際に有利なのでしょうか?
やたらアッパーな調子で文末に「…ですよね!」と何故か読者に同意を求めるあのフォーマットは、記事の最後に「いかがでしたか?」と書くブログと同じくらい私は嫌いなのだけど、2019年のQiitaアドベントカレンダーとか、Adventorとかを見ていると、「あれ?今年はこんなもんか?」と言いたくなるくらい、記事が少なくないですか?もしかして、日本におけるアドベントカレンダーのブームは終わったか?良かった良かった。
なぜなのだろう。オタクのサブカルチャーとして消費され尽くしてしまった、というだけなのだろうか。
集団の中で自分は意見を異にする、と主張するのは身の危険すらある。キリスト教と教会が支配していた中世ヨーロッパで無神論を唱えれば、死刑になる可能性もあった。なので、皆さんがイキった技術ブログをQiitaに書いたりすることは、自分の身を守るという意味で大変素晴らしいことです。「集団自殺するレミング」は迷信だそうです。良かったですね。
成功者バイアスで目の曇った奴から「バカになれ」と言われて真に受けるほどバカじゃない。