初めてUber Eatsを使ったら非常に割高だった/Woltはどうなんだ?

Hiroki Kaneko
Jul 18, 2021

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去年あたりから街でよく見かける「四角いバッグを背負った人たち」のサービスを利用してみようかと思っていた。しかし割高な値段であろうから躊躇していたら、私の住んでいる地域でフィンランド発の宅配サービス・Woltが始まるという。サービス開始の7月15日には提携飲食店が非常に少なく、しかも私の家はWoltの2地域の境目に住んでいるため、自宅から遠い方のエリアがデフォルト表示されて面倒、お目当ての店は地図には表示されず、店名を検索して初めて表示されるという使いにくさだった。
そうこうしているうちにUber Eatsが¥3,000クーポンをくれたので、先にそちらを体験してみることにした。

選んだのは私のお気に入りの、駅前にあるベトナム料理店。11時の開店前に注文して、12時過ぎに配達パートナーがバイクで来てくれた。料金はクレジットカードで先払いしていたので現金のやり取りはなし。

料理はとても美味しかったが、問題は料金だった。

まず注文の3品は、店で食べる値段より3割程度高い。更にここから「サービス料」という用途不明の「値上げの方便」が10%、配達手数料(これは当然)、そしてアメリカ企業らしく「チップ」もある。これは任意だが今回は暑い中配達していただいたので5%払った。

店で食べるより4割以上高い。店で食べればもう1品頼めただろう。この差額を払っても家で食べたい、金はあるが時間が無い、という人はどうぞ利用してください。金は無いが時間はある、という人は自分で取りに行くといいだろう。
今回は¥3,000引きクーポンと、配達料無料があったのでとても安く食べることができたが、次回からは違う。

ギグワークの代名詞・怪しい企業文化・

ウーバーというとどうしても、上司のセクハラ騒動やら企業文化がよろしくないニュースが聞こえてくるし、これから先も利用するか?と言われると積極的に利用したくない気もする。

企業文化については私はウーバーの社員ではないのでどうでもよいけど、ネットで漏れ聞こえてくる販売パートナーへの冷たい態度は不愉快だ。たとえば販売パートナーと顧客との間にトラブルが起きても「パートナーは業務委託をしている個人事業主であり、うちは関係ない」といった態度を取るのはおかしい。お前らがけしかけてるくせに、そんな言い訳は通用しないだろう。

Woltはどうなんだ?

翻ってWoltはどうなんだろうか?民主主義のパラゴン・スウェーデンのお隣の「フィンランド化」でおなじみのフィンランドからやってきたのだから、そこはアメリカ企業とは違いますよ!販売パートナーを消耗品扱いしませんよ、というところを見せてほしいところだ。とりあえず、¥750クーポンを貰ったので使ってみたいと思う。

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Hiroki Kaneko
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Written by Hiroki Kaneko

自営業のソフトウェア技術者。Airbnb TOP5%ホスト。サイクリングと旅行が趣味。

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